診断キャラたちの裏話 第15話:猪突猛進!純粋なる破壊者、ウリボウサーカー

uribourserker 診断キャラ裏話

テラ・アニマの物語へ、ようこそ。 前回は、「何もしない」ことで世界の理と一体化する、大いなる賢者「パンダジオ」の、静かで穏やかな物語をお届けしました。

しかし、テラ・アニマには、そんな静寂とは全く無縁の、嵐のようなエネルギーを秘めた者もいます。

シリーズ第十五話の主役は、その有り余る情熱で、目の前の壁をすべてなぎ倒していく、純粋なる破壊者――**突撃「ウリボウサーカー」**です!

考えるより先に、体が動く!

「うおおおおおっ!」

難しいことは、分からない。複雑な作戦も、苦手。 目の前に仲間を脅かす敵がいれば、考えるよりも先に、その巨大な斧を振り回して突進していく。それが、ウリボウサーカーのすべてです。

裏表のない、太陽のように真っ直ぐな性格。その有り余るパワーは、時に周りをヒヤヒヤさせ、トラブルを巻き起こすこともあります。しかし、彼の行動の根源にあるのは、いつだって「仲間を守りたい」という、どこまでも純粋で、温かい気持ちなのです。

彼が、その身に秘めた「バーサーカー」の力を覚醒させたのも、まさにその純粋な気持ちがきっかけでした。

「守りたい」、その一心が生んだ力

元々、彼は大森林エルドリアで暮らす、人一倍元気なだけの、普通のうり坊でした。 そんな彼が運命の出会いを果たしたのが、森に薬草を摘みに来ていた、心優しきヒーラー**「アルパカメイジ」**でした。彼女の穏やかな優しさに、ウリボウはすぐに懐きました。

だがある日、森に突如として、巨大な魔獣が現れます。 森の動物たちが逃げ惑う中、アルパカメイジは、足を怪我した一匹のリスをかばい、その場に立ち尽くしていました。魔獣の巨大な牙が、まさに彼女に襲い掛かろうとした、その瞬間。

ウリボウの中で、何かが弾けました。 恐怖も、力の差も、すべてが思考から消え去り、「彼女を守らなければ」という本能だけが、全身を駆け巡ったのです。

「うおおおおおっ!」

気づいた時には、彼は叫びながら、自分より何十倍も大きな魔獣に、ただひたすら突進していました。傷つくことも顧みず、何度も、何度も。その小さな体から放たれるとは思えない、荒々しい力。それは、愛する者を守りたいという純粋な願いが、彼の内に眠っていた野生の魂を「バーサーカー」として覚醒させた瞬間でした。

癒しの光と、守るべき約束

魔獣は、そのあまりの気迫に押されて森の奥へと逃げていきました。しかし、ウリボウもまた、全身傷だらけで、その場に倒れ込んでしまいます。

朦朧とする意識の中、彼が感じたのは、温かい光と、涙ながらに彼を治療するアルパカメイジの姿でした。 「ごめんなさい…!私のせいで…!」 「…へへっ、たいしたこと、ないさ」

難しいことは分かりません。でも、この温かい光を、この優しい笑顔を、これからもずっと隣で見ていたい。そのためなら、自分は何度でも、どんな敵にだって立ち向かおう。 傷が癒えた時、彼の心には、生涯をかけた、一つの揺るぎない約束が刻まれたのです。

猪突猛進の野生児、ウリボウサーカー。彼の振り回す斧は、一見するとただの破壊の力かもしれません。しかし、その一撃一撃には、大切な誰かを守りたいという、世界で一番優しい想いが込められているのです。

さて、知識は力なり。次回は、世界中の知識を吸収しようと旅を続ける、あのキャラクターの物語です。 どうぞ、お楽しみに!

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