診断キャラたちの裏話 第12話:ルールを凌駕する閃き、コンすけ

konsuke 診断キャラ裏話

テラ・アニマの物語へ、ようこそ。 前回は、誰にも縛られず、大森林の風と語る孤高の射手「ホークアーチャー」の物語をお届けしました。彼が己の道を極めるために孤独を選んだストイックな存在であるならば、今回ご紹介するキャラクターは、もっと要領よく、スマートに道を切り拓く、閃きの天才です。

シリーズ第十二話の主役は、レオのパーティの頭脳であり、自称「面倒くさがり」の魔法剣士――**「コンすけ」**です!

「一番ラクして、一番カッコよく勝つ。それがボクの信条さ」

レオが正義のために真正面から敵に立ち向かい、アルパカメイジが仲間を癒し、クロネコウィッチが強力な魔法を放つ。そんなパーティの中で、コンすけの役割は少しだけ特殊です。

「おいおい、そんなの力任せじゃないか。もっとスマートにいこうぜ」

彼は、敵の陣形に隠された綻びを見つけ出し、古代遺跡の罠の仕組みを一瞬で見抜き、最小限の労力で最大限の結果を出すための「最短ルート」を常に探しています。その少し皮肉めいた態度の裏には、誰よりも鋭い観察眼と、常識に縛られない柔軟な発想が隠されています。

彼にとって、汗水流して努力することは、必ずしも美徳ではありません。最も美しいのは、誰も思いつかなかったような鮮やかな一閃で、困難な状況を覆すこと。そのための知恵を巡らせることこそが、彼の戦い方なのです。

伝統を嫌った、はみ出し者の才覚

コンすけは、代々、アストリア王国で学者や軍師を輩出してきた、賢い狐の一族の出身です。 一族の期待を一身に背負った彼は、エリートコースである「王立剣術道場」と「大賢者の魔法学園」の両方に、特待生として入学しました。

しかし、彼にとって、その二つの場所はひどく退屈なものでした。 剣術道場は、何百年も変わらない「型」を繰り返すばかり。魔法学園は、実戦では役に立たない「理論」をこねくり回すだけ。

「剣の型を覚える時間があるなら、敵の死角を突く方法を考えたい。魔法の理論を学ぶ暇があったら、もっと使える組み合わせを試したい」

伝統や形式を重んじる師範たちと衝突を繰り返した末、彼はどちらも中途半端なまま放り出してしまいます。一族からは「はみ出し者」の烙印を押されましたが、彼は全く気にしませんでした。なぜなら、彼の中では、すでに新しい答えが生まれていたからです。

剣を振るう瞬間に、魔法の詠唱を組み合わせる。魔法で敵の体勢を崩し、その隙に剣で仕留める。彼が一人で編み出した我流の**「魔法剣」**は、道場の剣士よりも素早く、学園の魔道士よりも実戦的でした。 ルールに縛られるのではなく、ルールを理解した上で、それを凌駕する。それが、コンすけの才能の原点なのです。

最高の相棒との出会い

そんな彼が、心から「面白い」と思える存在に出会います。それが、お宝ハンターの**「フェネック」**でした。 とある古代遺跡で出会った彼女は、理論も計算もすっ飛ばし、ただ純粋な好奇心と直感だけで、次々と罠を突破していきます。それは、常に最短ルートを計算してきたコンすけにとって、衝撃的な光景でした。

フェネックの野生の勘が「お宝の匂い」を嗅ぎつけ、コンすけがその道筋に潜む危険を「論理」で排除する。 「こいつと組めば、どんな退屈な世界も、最高の冒険の舞台に変わるかもしれない」 そう直感したコンすけは、フェネックの最高の相棒として、彼女の巻き起こすトラブルを楽しみながら、今日もその明晰な頭脳を振るうのです。

一見するとクールで計算高い彼ですが、その知恵はいつも、仲間たちを絶体絶命のピンチから救うためのもの。照れ隠しの皮肉を言いながらも、パーティのことを誰よりも考えているのかもしれませんね。

さて、次回はそんなコンすけとはまた違うタイプの頭脳派? 探求心が止まらない、あの研究者の物語です。 どうぞ、お楽しみに!

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